社会 の記事

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2009/02/17 売る人と買う人
世の中情報があふれているせいか疑心暗鬼になったり逆に欺されやすくなったり。不動産屋に行く。「山田線の沿線の物件を探しているのです。できれば川口駅あたりで」「そうですか、ではこちら(駅近バカ高物件)などいかがでしょうか。」「すみません、少し離れてもいいので家賃8万ぐらいでなんとか」「では少し離れますが佐藤線の山口駅(宅地造成中、新しいアパートが続々開発中)近辺はお勧めですよ」(川口駅がいいんだけどな...
2009/01/15 椅子取りゲーム
非正規雇用とか失業とかそういう話って、正しい意見がたくさんあって困る。問題を椅子取りゲームに喩えてみたときに、・場に出てる椅子の数が少なくなりすぎちゃった(国が悪い!)・あとで使おうとか思って椅子を片付けすぎだろ(大企業が悪い!)みたいな、椅子の数を問題にする話と、・椅子に座れた人は座れなかった人より前もって頑張ってたんだよ・座れないからって座ってる人にカラむなよみたいな、個人個人が椅子に座れてる...
2008/10/06 昭和レトロカワイソス
昭和の時代に「ごちゃごちゃしすぎ」とか「統一性がない」とか国内外から散々貶されていたセンスを、今さら「昭和レトロ」とか名付けて「なつかしい」「古き良き時代」とか言っちゃってる人たちの呆れたセンスが嫌いです。・キリンビールのポスターの絵はいいと思うよ。ちゃんと宣伝の用として使う限りにおいては。インテリアとしてあんなもの貼っておくとかわけわからん・小さい赤提灯がいっぱい下がってて筆文字でケロヨンとかな...
2008/08/25 高知県白バイ事故の冤罪事件
これは、ちょっと怖いんじゃないか。まずいんじゃないか。きっこのブログ: 警察による大犯罪を見て見ぬふりの最高裁(はてブ)↑一番目立つのでリンク。リンク先がきっこのブログだけだとちょっと何なので、他にも。KSB瀬戸内海放送高知白バイ事故=冤罪事件進行中事件の超要約1. 高知県で学生と教師を載せたスクールバスがレストランから中央分離帯のある道路に右折で出ようとした。2. バスから見て右側、手前車線を走ってきた白バ...
2008/06/02 5歳児の遺言
鳥取藩分家 5歳の姫君、父母への優しく切ない遺書江戸時代のお姫様が5歳で亡くなるときに両親に遺言の手紙を書いたんだそうな。お年だから、お酒は飲まないでね。おとうさまへつたないひらがなで、こんなこと書かれてみ。もう飲めないよ。子供を持つとこんなニュースにも反応してしまうようになるという、自分の変化が面白くて。...
2008/05/27 邪馬台国は此処ですか
さて、鯨統一郎のあの超おもしろい名作…の話じゃなくて。ここ1年ほど、PodCastで船土和斗 さんの「歴史ラジオ」を聴いている。邪馬台国はどこにあったのか、魏志倭人伝に書かれている道のりをなぞって各地の遺跡なんかを紹介しながら考えてみましょう、ということで、考えるだけ。「ここなんですよ邪馬台国は!」というカンジじゃなく、「どこなんでしょうねえ」というカンジ。毎回船土さんが淡々とした口調ながら情熱の赴くままに...
2008/03/04 格差隠さなくても各架空の家訓を書くさ
格差社会って、・金持ちと貧乏人の差が開いてて・貧乏人の子どもは教育資金がないから金持ちになれなくて・貧乏人たちがその状態を受け入れちゃってる状態ってことだよね。そういう社会で自分が金持ち側にいる絵が現状ではあんまり想像できないんで、僕はどっちかというと貧乏人側の腕の良い職人さんってあたりでイメージしている。そういう貧富の差が大きい社会が日本の狭さで実現すると、江戸~大正時代の再来ってことになるんだ...
2008/02/29 こんな役員でごめんなさい
ベルトと靴の色が合っていない →基本 半そでワイシャツにネクタイ →冴えない中間管理職風 二進法腕時計 →普通のものを選ぶ勇気を サイズぴったりブラックデニム →ロック業界にお勤めですか? サイズおっきいアロハシャツ →南国でどうぞ ソックス+サンダル →靴を履こう いけてない髪形 →伸ばしっぱなしの髪と髭はアウト 昔買ったヘビメタTシャツ →友と飲むとき用にとっておこう 会社のイベントでもらった服 →服を買いに外...
2008/02/04 医療と経済と教育と
患者は“神様”? 悲鳴を上げる勤務医 (著者に聞く):NBonline(日経ビジネス オンライン)聖路加病院の院長さんの話。勤務医の数がどんどん減っている話は最近あちこちで取りざたされている。都市部の勤務医が「割に合わない」仕事になってきたのが原因で、そのまた原因は、いくつかあるそうで。・モンスターペイシェント・医療費削減そして今問題なのは、小学生以降の全国民のヘルスエデュケーションが足りないことだと思います。ど...
2008/01/17 最近の若者の成人式今昔
何年か前から去年あたりまで各地で成人式に大騒ぎする人たちがいて、おじさんおばさんたちだけでなく、21歳以上の若者達まで、「ああいうバカな連中がこれからの日本を背負っていくのか」と嘆いたものだった。今年は大きな事件はなかったようで、おじさんおばさんたちは「最近の若者は元気がない、覇気がない」と嘆いているらしく、21歳~25歳ぐらいの若者達は「俺たちの時はムチャやったもんだけど最近の連中はおとなしいね」と冷...
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売る人と買う人

世の中情報があふれているせいか疑心暗鬼になったり逆に欺されやすくなったり。

不動産屋に行く。
「山田線の沿線の物件を探しているのです。できれば川口駅あたりで」
「そうですか、ではこちら(駅近バカ高物件)などいかがでしょうか。」
「すみません、少し離れてもいいので家賃8万ぐらいでなんとか」
「では少し離れますが佐藤線の山口駅(宅地造成中、新しいアパートが続々開発中)近辺はお勧めですよ」
(川口駅がいいんだけどなあ、っていうか山田線沿線ですらねぇよ!)

「そっちが売りたい物件じゃなくてこっちが買いたい物件を提示してくれよう」といやな気分になってしまった人がネットに書き込む。
「不動産屋はまず自分が売りたい物件を提示するんだぜ!だから何度もゴネなきゃこっちが欲しい物件は出てこないんだぜ!」

それを読んだ人が不動産屋に行く。
「鈴木線の鈴木駅近くで予算は5万円で」
「ではこちらなど」
「(キシャー、そいつはハズレだぜ!)他のやつ!」
「ではこちら」
「(キシャー、オレは欺されないぜ!)他の!」


「…お客様、もうネタ切れです」
「さあ出せ!隠してるのがあるんだろう!安くて広くてきれいで駅から近いワンダフルな掘り出し物が!」
「ねぇよそんなもん、ってかもうお客のために頑張ってるのになぁ」


病院に行く。
検査と薬に関してほぼ同様の現象が起こる。んで、ネットで相談相談。
「子供が風邪で病院に連れて行ったら抗生物質の注射を打たれました。これって必要なんでしょうか」
「病院は薬をたくさん処方すればそれだけ儲かるようになってるのよ!欺されちゃだめ!」
「やっぱりそうですよね!」
「それに抗生物質なんて自然界にもともと存在しないもの。か弱い子供にそんなの入れたら何が起こるかわからないわ!」
「そうですよね!こんどからちゃんと勇気を出して断ります!」
医者(…治るもんも治らなくなるから素人は黙っててくれ…切ないわぁ)


学校は、そういう感じの末路として崩壊済み。


システム屋も、値切られてばっかりでつらいようえーん。大手SIerのバカァ!もうギリギリの良心的価格でなんか見積もってあげないんだからっ!


鶏と卵の関係だったり、鶏がいないのに卵ができちゃってる関係だったり、今となってはホントのところはわからない。
結局のところネット上のデマみたいな本当みたいな話を吹っ飛ばすぐらい、専門家一人一人が信頼を勝ち取る努力をしなきゃいけない大変めんどくさい世の中になっちゃってる。
そして、その点について行政とか法律とかはあんまり当てにならないことが実証されている。少なくとも、各専門家が自分で知恵を絞って工夫をするよりも面倒でコストがかかる対応を強制される(病院でいえば処方薬の一覧表とか、いちいち長い「同意書」とか)。

古き良き、丼勘定と気まぐれサービスがまかり通ってた時代を羨ましく思うこともある。僕たちロスジェネ世代が団塊世代を妬むのはそういう要素もある。そして、不動産屋の最初の例みたいに、ひどいサービスを実際やってくれちゃってたせいで信頼度マイナスからのスタートかよ、とすねることもある。

でも、しょーがない。そんなこと言ってたって食ってかなきゃいけないんだから頑張ろう。ちゃんと信頼を勝ち取ってる人はちゃんと稼げてる。頑張ろう。


椅子取りゲーム

非正規雇用とか失業とかそういう話って、正しい意見がたくさんあって困る。

問題を椅子取りゲームに喩えてみたときに、

・場に出てる椅子の数が少なくなりすぎちゃった(国が悪い!)
・あとで使おうとか思って椅子を片付けすぎだろ(大企業が悪い!)
みたいな、椅子の数を問題にする話と、
・椅子に座れた人は座れなかった人より前もって頑張ってたんだよ
・座れないからって座ってる人にカラむなよ
みたいな、個人個人が椅子に座れてるか、座れてないかを問題にする話は、同じ話題のようでどっちも間違ってなくて永久に交わることがないように思える。

あと、
そもそも椅子って足りてないのか?
とか、
空いてるように見えるけど足が折れてて座れないよ
とか、
すごく遠くまで行くとあいてるらしいけど行けねーよ!
とか、ゲームの前提条件を問題にする話も、みんな間違っていないように思える。

オチ無し。


お金が全くないと今の世の中、なかなか生きづらいので、必要な分ぐらいはなんとか稼げるといいと思う。ちなみに東京を捨てれば「必要な分」がすごく小さくなるので、地方都市への人の流れとか出てくるのかなあと思う。引越代の20万円が無いから引っ越せないーとか言う余裕があるならまだ安心。


昭和レトロカワイソス

昭和の時代に「ごちゃごちゃしすぎ」とか「統一性がない」とか国内外から散々貶されていたセンスを、今さら「昭和レトロ」とか名付けて「なつかしい」「古き良き時代」とか言っちゃってる人たちの呆れたセンスが嫌いです。

・キリンビールのポスターの絵はいいと思うよ。ちゃんと宣伝の用として使う限りにおいては。インテリアとしてあんなもの貼っておくとかわけわからん
・小さい赤提灯がいっぱい下がってて筆文字でケロヨンとかなんとか書いてあって、ゴチャゴチャと要らんモノが置いてあって、駄菓子とかミニカーとかがインテリアになってる居酒屋には近づかない
・店先とか看板に「昭和」とか「レトロ」って書いてあるものには関わらない

美しいものをお金かけて作ろうとした結果美しくなったのが明治、大正の建築とか美術。

お金も余裕もなさすぎて調和とか美しくとか粋とか考えず雑然とまとまりなく小汚い感じになったのが戦後の昭和。自分の青春時代といっしょくたにあの雑然感も懐かしむのが昭和レトロ。

その時代に年端のいかないガキだったり、そもそもこの世に生まれてもいなかったのに「なつかしい感じ~」とか言ってる人は自分を取り戻したほうがいいと思うんですよ。


高知県白バイ事故の冤罪事件

これは、ちょっと怖いんじゃないか。まずいんじゃないか。

きっこのブログ: 警察による大犯罪を見て見ぬふりの最高裁(はてブ)
↑一番目立つのでリンク。

リンク先がきっこのブログだけだとちょっと何なので、他にも。
KSB瀬戸内海放送
高知白バイ事故=冤罪事件進行中

事件の超要約


1. 高知県で学生と教師を載せたスクールバスがレストランから中央分離帯のある道路に右折で出ようとした。
2. バスから見て右側、手前車線を走ってきた白バイと衝突、白バイ隊員は死亡。
3. 実地検分の結果、バスのタイヤのスリップ痕が1m以上残っていた。


検察側の主張


1. スリップ痕が残っていることから見てバスは衝突時に5~10km/hで進行していた。
2. バス運転手は注意義務違反の有罪。


検察側証人


1. たまたま対向車線にいた同僚の白バイ隊員:事故起こした白バイは60km/h、バスは10km/hほどで動いていた。


バス運転手の主張


1. 衝突時は、左(向こう側の車線)から来る車が途切れるのを待つため止まっていた。
2. バスが止まってるところに白バイがすごいスピードで突っ込んで来てぶつかったのだから無罪。
3. スリップ痕は警察が液体で描いた全くの捏造。フザケンナ!


被告側証人


1. 乗っていた当時中学生:バスは止まっていた。急ブレーキによる前後揺れは感じてない。
2. バスのすぐ後ろにいた校長先生:バスは止まっていた。
3. たまたま白バイの後ろにいた一般ドライバー:自分は法定速度に落とした。白バイは100km/hほどで走ってた。


高松高裁の判決


スリップ痕に一部不整合な点もあるものの、それがスリップ痕の存在を否定するものではないので被告は有罪。


さて瀬戸内放送の番組を見ると、全面的に被告側主張に沿ったつくりで、「そうか警察ってやつはスリップ痕捏造までして市民を陥れるのか」と腹が立ってくるんだけど、そうすると、提出された証拠写真やマスコミが撮った写真の全てにスリップ痕が写ってることから、
事故直後に実地検分しに来た警察がまず真っ先にスリップ痕を描いた
ってことになる。うーん、ちょっと手際が良すぎる感じも?

証拠写真の一覧が公開されている。

とはいえ、中学生や校長先生が口裏揃えて嘘付いてる、なんてのも不自然すぎるし、みんながみんな同じように事故のショックで記憶障害なわけもなく。

スリップ痕以外の証拠については、瀬戸内海放送が一生懸命調べてて、たとえば乗っていた学生の調書がおかしいとか、そのへんは警察、検察(どっちなのかな)の作為が入ってる印象。だから「警察はいつでも嘘をつかないよ!」とか言うつもりはない。

また、この事件の裁判を行った高松高裁の裁判官がまた、ずいぶん無茶な理由で被告側証人の証言を却下して検察側証人の証言だけを採用しているのがツッコミどころ。

学生、校長先生の証言を却下 : 「関係者の証言は信用できない」
たまたま後ろにいたドライバーの証言を却下 : 「供述者が第三者であるというだけで,その供述が信用できるわけではない」 おいおいおいおい。なんじゃそら!
そして
白バイ同僚隊員の証言を採用 : 「被害者と同じ白バイ隊員であるというだけで、供述に信用性がないとはいえない」 おおーーっい!
最高裁・上告棄却 高知・白バイ事件

さらに
スリップ痕は白バイが衝突した衝撃でバスのタイヤが滑った痕なんでは
いい日旅立ち - バス乗り 【 みんカラ 】 ブログ
っていう「横滑り説」ってのが出てきてて、これは双方の主張(検察:捏造なんかしてねーよ! 被告:止まってたってば!)をそこそこ満たすので魅力的なんだけど、そんなの絶対不可能という向きもあり、なかなか難しい。

さらにアホらしいことに、この事件に関して、「スリップ痕捏造派」「横滑り派」とかが分かれて争ってたりする。ツッコミどころがありすぎて語りたいところがばらけちゃってる感じ。

とりあえず高松高裁の裁判長は誰が見てもはっきり酷いので、証言の矛盾あたりから攻めていくのがいいんじゃないかと思うんだけど、一番守りの堅いところ「証拠捏造」に正面から突っ込んでいって負けた感じ。でもこれ負けちゃだめな裁判だよ!たぶんバスの運転手さん、無罪じゃなきゃだめだと思うよ!

衝突時バスが動いてたことを証明できなければ推定無罪
になるんだよね。で、動いてたことを証明するのはスリップ痕の写真だけなので、被告側が証明しなきゃいけないのは
スリップ痕が捏造である
か、もしくは
衝突時に止まってても写真みたいなスリップ痕ができる可能性が少しでもある
のどちらかなんだよね。少なくとも、
もし動いてたとしても写真みたいなスリップ痕ができない
って言っただけじゃ直ちに捏造の証拠にはならないからだめなんだよね。少なくともこの高松高裁の裁判長にとってはだめだったんだよね。



ここまで書いてて思うんだけど、スリップ痕が捏造であることを証明するって、結構難しいわけで(「こいつがやった」って犯人を挙げるぐらいしかないから)、もしもあれが本当に捏造なのだとしたら、警察ってやりたい放題になっちゃうってことだよねえ。


5歳児の遺言

鳥取藩分家 5歳の姫君、父母への優しく切ない遺書

江戸時代のお姫様が5歳で亡くなるときに両親に遺言の手紙を書いたんだそうな。

お年だから、お酒は飲まないでね。おとうさまへ
つたないひらがなで、こんなこと書かれてみ。もう飲めないよ。

子供を持つとこんなニュースにも反応してしまうようになるという、自分の変化が面白くて。


邪馬台国は此処ですか

さて、鯨統一郎のあの超おもしろい名作…の話じゃなくて。

ここ1年ほど、PodCastで船土和斗 さんの「歴史ラジオ」を聴いている。邪馬台国はどこにあったのか、魏志倭人伝に書かれている道のりをなぞって各地の遺跡なんかを紹介しながら考えてみましょう、ということで、考えるだけ。「ここなんですよ邪馬台国は!」というカンジじゃなく、「どこなんでしょうねえ」というカンジ。

毎回船土さんが淡々とした口調ながら情熱の赴くままにたっぷりおしゃべりするため進まない進まない。
「伊都国は今回で終わる予定でしたが、長くなりましたので次回、第3回としまして…」
なんていうのがしょっちゅう起こる。

なんでまたこれが僕にとって面白いかというと、だって出てくる地名がご近所ばっかりなんだもの。やっぱり知ってる場所だと興味がわくもんだ。

魏志倭人伝に書いてある邪馬台国までの道のりと現在の地名はこんな感じらしい。

対馬国(對馬国) 対馬
一支国(一大国) 壱岐
末盧国(末廬国) 東松浦半島(佐賀県唐津市、伊万里市)
伊都国 糸島半島(福岡県前原市)
奴国 福岡県春日市、大野城市
↑ここまではほぼ確定らしい↑
↓ここからはあやふやらしい↓
不弥国 福岡県宇美町?福岡県飯塚市?福岡県福津市?
投馬国 ?
邪馬台国 ?

魏志倭人伝のもとになった報告をした使者がええかげんだったせいで、1800年も後の日本人が大勢あーでもねえこーでもねえと悩むことになっちゃったわけだ。

末盧国、伊都国、奴国、不弥国は魏志倭人伝の記述でも距離が「五百余里」とか「百余里」とあって、すぐご近所さんなのがわかる。みんな佐賀~福岡の、僕の庭というか、普段チョット車で出かける場所ばかり。当時の人々がてくてく歩いたって、まあ各行程は1~数日ってとこだろう。

ところがそっから「水行二十日」とか「水行十日 陸行一月」なんて表記が出てくるもんだから急におかしくなる。しかも方角が「南」とか書いてあるけど福岡県って基本的に海が北側にあるんだよね。南に行くとすると川を上ったりとか山を越えて別の川に入ったりとかすることになる(勿論、そうしたのかもしれない)。朝鮮半島から船で渡ってこられるくせに方角の見方がわからないわけもないし、使者の人たち、現地の船乗りに任せっきりで酒でも飲んでたのかと疑いたくもなるってもんだ。

(このへんから全然なにも調べたりせずに想像(妄想)だけで書いてます。)

そこで考えるべきは使者の連中は中国人だってことだ。や、そうじゃなくて。たとえば日本人、僕が使者だったとして、船で荒波を越えて草っ原をかきわけて山越え谷越え、伊都国とか奴国まで来て、大宴会でもてなされて何週間も滞在(するでしょ、当然)して、イマイチ口に合わないものばっかり食わされて、で、そっからホントに一ヶ月半とかかかるとこ行きたいか?行きたくない。ええかげん適当に誤魔化して帰りたい。

サボって報告を誤魔化すぐらいいくらでもするよ。

どう誤魔化すかというと、
1. 実は邪馬台国ってすごい近いんだけど、宴会でサボってた時間まで移動時間として記録しちゃう。
2. 実は邪馬台国は遠すぎるので行ってないけど距離とか方角だけ現地人に聞いて報告書に書いちゃう。
どっちにしたってバレる気遣いはない。

1.のごまかし方だったとすると、シンプルに考えて、どんなでっかい国が近畿にあっても遠すぎて九州の国を支配したりできないだろうと思える。卑弥呼がスゴい霊能力を?いやぁ…ねーよ。九州でしょやっぱり。

でも2.の方だったとして、「邪馬台国」「大和」…音が似てるよねえ。漢字がちゃんと普及してない時代の日本のこと、「邪馬台国」や「卑弥呼」なんてひどい字は使者の当て字に決まってる。どんな発音だったのか。「ヤマト」だったかも。その後日本人が「ヤマト」に当てた漢字が「大和」だったから違う国みたいになっちゃって。そしたら近畿かもねえ。九州にあったでかい国の王様だけが軍隊をつれて近畿まで出張っていってそっちを本社みたいにした、っていうストーリーだと、近畿から九州を支配することもできるだろう(まあ数十年の間だけだろうけど)

やっぱりわかんないのでした。


格差隠さなくても各架空の家訓を書くさ

格差社会って、
・金持ちと貧乏人の差が開いてて
・貧乏人の子どもは教育資金がないから金持ちになれなくて
・貧乏人たちがその状態を受け入れちゃってる状態
ってことだよね。

そういう社会で自分が金持ち側にいる絵が現状ではあんまり想像できないんで、僕はどっちかというと貧乏人側の腕の良い職人さんってあたりでイメージしている。

そういう貧富の差が大きい社会が日本の狭さで実現すると、江戸~大正時代の再来ってことになるんだろうか。
・病気による死亡率が多少高くなったりして
・貧乏人には入れないレストランやホテルが増えて
・犯罪が増えて

・美術、芸術が盛んになって
・いわゆる「下町の人情」みたいなものが復活して(助け合わないと生きていけない)
・金集めレースから「オリ」てしまう=金持ちを嫉まなくなる

みんながみんな「金がねえ」って言ってる状態だと、たとえば職人のこだわりの仕事、不必要だけど美しいものに金を出す人がいないから、そういうものは廃れていく。それが昭和っていう、日本から美意識がどんどん失われていった時代だった。格差が現れてきた最近、高級車の売り上げは順調らしい。徐々に、価値の高いモノに金をつぎ込む人が増えてきているということだろう。

あの失われた美意識が取り戻せるなら格差があること自体は悪くない

と、

思うんだけど、現実にはそんな美しいことにはならないだろうな。

インターネットによって貧乏人同士が膨大な情報を共有できてしまうから妬みから解放されない、世界規模の流動性の中にいる金持ちはいつ金持ちから転落するかわからないからぼんやり浪費なんかしていられない、敬意や行儀が失われた社会で下町の人情なんか育つわけもなく、余裕がないからますますギスギスした人間関係になる

半端に情報だけ持って知恵を持たない小人(しょうじん:孔子曰くのアレ)が大量にいる社会…せめて食うに困らない程度の金を配っておかないと現世に餓鬼道が現れる。それは、美しくない。最悪。


こんな役員でごめんなさい

ベルトと靴の色が合っていない →基本
半そでワイシャツにネクタイ →冴えない中間管理職風
二進法腕時計 →普通のものを選ぶ勇気を
サイズぴったりブラックデニム →ロック業界にお勤めですか?
サイズおっきいアロハシャツ →南国でどうぞ
ソックス+サンダル →靴を履こう
いけてない髪形 →伸ばしっぱなしの髪と髭はアウト
昔買ったヘビメタTシャツ →友と飲むとき用にとっておこう
会社のイベントでもらった服 →服を買いに外に出よう
服にシミ →シミは取ろう
こんなGeekは役員になれない - スラッシュドットジャパン

なんていうか、ほんと、ごめん。

ベルトと靴が違う色でごめん。
夏にアロハ着るのやめられなくてごめん。
髪の毛伸びっぱなしでごめん。自分でもイヤなんだけど時間が。
服にシミがあってごめん。


医療と経済と教育と

患者は“神様”? 悲鳴を上げる勤務医 (著者に聞く):NBonline(日経ビジネス オンライン)
聖路加病院の院長さんの話。勤務医の数がどんどん減っている話は最近あちこちで取りざたされている。

都市部の勤務医が「割に合わない」仕事になってきたのが原因で、そのまた原因は、いくつかあるそうで。
・モンスターペイシェント
・医療費削減
そして

今問題なのは、小学生以降の全国民のヘルスエデュケーションが足りないことだと思います。どういう症状の時にどんな行動を取ればいいかについて、ごく基本的な教育がない。だから、風邪を引いたと言って大病院に行ってしまったり、夜中に風邪の子供を救急外来に連れて行ってしまったりする。少し高いレベルで、自分の病気について適切な判断をできるようにしなければならないでしょう。
日本の医療がやばいことになっているのは了解していて、この先生の話も、そうそう、そうでしょう、現状はひどいですねと同意しながら読んでいたのだけど、「教育が足りないのが問題」というところで、あれ、と思った。

同じことを他でも読んだことがある。

板倉雄一郎事務所: ITAKURASTYLE 「日本人が買えばイインダヨ!」
結局、「教育」に尽きるのだと思います。
ここでいう教育とは、πが、3なのか、3.14なのかというほとんど何の役にも立たない教育や、(先日のエッセーで書いたような)証券会社によるインチキ教育でも無く、生きていくために必要な知識の教育です。
小学校からやらなければならないと思います。
つまんねぇ~授業やってたら、そりゃ学級崩壊しますよね。


ううん、別々の分野の専門家が、それぞれの分野の「客」に対して「教育が足りない」と嘆いている。
そして大学の先生は「こんな基本的なこと高校以下で習ってこいよ」と嘆き
高校・中学の先生は「授業をちゃんと聞くぐらいのことは小学校で習ってこいよ」と嘆き
小学校の先生は「しつけぐらいしといてくれよ」と嘆いている。

端から見て、たしかにそういう「困った客」はおかしいと感じるし、「アホな客」のせいで「まっとうな客」が不利益を被るこの状態はなんとかならないかと思う。


でも、各種専門家達の嘆きようを総合すると、それもまた変なことになってしまう。
というか、実際に変なことになったのが「教育再生会議」だったんだろう。

内田樹の研究室: 学校のことは忘れて欲しい
過去35年、文部省、文科省が音頭をとって進めてきたすべての教育改革は失敗した。
これだけ失敗したら、文部官僚たちもいい加減学習してもよいのではないか。
それは「上からの斉一的な教育改革」という発想そのものが教育を破壊するという事実である。
(略)
日本のたこ焼きのレベルを上げようと思ったら、たこ焼き屋に創意工夫をするフリーハンドを与えることが最良の方法である。
教育も同じである。
政治家と官僚たちは(ついでにメディアの諸君も)お願いだから学校のことは忘れて欲しい。
あなたがたが学校のことを忘れてくれたら、それだけで日本の教育はめざましい復活を遂げるであろう。
日本の教育がどうもよくない状態にある、というのは内田先生も同意している。ただ、内田先生は、現在の教育に最も足りないのが社会で役立つ実践的な知識だ、とは考えていないように読み取れる。


この話、うまくオチまでつなげられないのでとりあえず送信。あとで書く。


最近の若者の成人式今昔

何年か前から去年あたりまで各地で成人式に大騒ぎする人たちがいて、おじさんおばさんたちだけでなく、21歳以上の若者達まで、「ああいうバカな連中がこれからの日本を背負っていくのか」と嘆いたものだった。

今年は大きな事件はなかったようで、おじさんおばさんたちは「最近の若者は元気がない、覇気がない」と嘆いているらしく、21歳~25歳ぐらいの若者達は「俺たちの時はムチャやったもんだけど最近の連中はおとなしいね」と冷笑しているらしい。

おかしきことなり。



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