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医療と経済と教育と

患者は“神様”? 悲鳴を上げる勤務医 (著者に聞く):NBonline(日経ビジネス オンライン)
聖路加病院の院長さんの話。勤務医の数がどんどん減っている話は最近あちこちで取りざたされている。

都市部の勤務医が「割に合わない」仕事になってきたのが原因で、そのまた原因は、いくつかあるそうで。
・モンスターペイシェント
・医療費削減
そして

今問題なのは、小学生以降の全国民のヘルスエデュケーションが足りないことだと思います。どういう症状の時にどんな行動を取ればいいかについて、ごく基本的な教育がない。だから、風邪を引いたと言って大病院に行ってしまったり、夜中に風邪の子供を救急外来に連れて行ってしまったりする。少し高いレベルで、自分の病気について適切な判断をできるようにしなければならないでしょう。
日本の医療がやばいことになっているのは了解していて、この先生の話も、そうそう、そうでしょう、現状はひどいですねと同意しながら読んでいたのだけど、「教育が足りないのが問題」というところで、あれ、と思った。

同じことを他でも読んだことがある。

板倉雄一郎事務所: ITAKURASTYLE 「日本人が買えばイインダヨ!」
結局、「教育」に尽きるのだと思います。
ここでいう教育とは、πが、3なのか、3.14なのかというほとんど何の役にも立たない教育や、(先日のエッセーで書いたような)証券会社によるインチキ教育でも無く、生きていくために必要な知識の教育です。
小学校からやらなければならないと思います。
つまんねぇ~授業やってたら、そりゃ学級崩壊しますよね。


ううん、別々の分野の専門家が、それぞれの分野の「客」に対して「教育が足りない」と嘆いている。
そして大学の先生は「こんな基本的なこと高校以下で習ってこいよ」と嘆き
高校・中学の先生は「授業をちゃんと聞くぐらいのことは小学校で習ってこいよ」と嘆き
小学校の先生は「しつけぐらいしといてくれよ」と嘆いている。

端から見て、たしかにそういう「困った客」はおかしいと感じるし、「アホな客」のせいで「まっとうな客」が不利益を被るこの状態はなんとかならないかと思う。


でも、各種専門家達の嘆きようを総合すると、それもまた変なことになってしまう。
というか、実際に変なことになったのが「教育再生会議」だったんだろう。

内田樹の研究室: 学校のことは忘れて欲しい
過去35年、文部省、文科省が音頭をとって進めてきたすべての教育改革は失敗した。
これだけ失敗したら、文部官僚たちもいい加減学習してもよいのではないか。
それは「上からの斉一的な教育改革」という発想そのものが教育を破壊するという事実である。
(略)
日本のたこ焼きのレベルを上げようと思ったら、たこ焼き屋に創意工夫をするフリーハンドを与えることが最良の方法である。
教育も同じである。
政治家と官僚たちは(ついでにメディアの諸君も)お願いだから学校のことは忘れて欲しい。
あなたがたが学校のことを忘れてくれたら、それだけで日本の教育はめざましい復活を遂げるであろう。
日本の教育がどうもよくない状態にある、というのは内田先生も同意している。ただ、内田先生は、現在の教育に最も足りないのが社会で役立つ実践的な知識だ、とは考えていないように読み取れる。


この話、うまくオチまでつなげられないのでとりあえず送信。あとで書く。


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